現在の会社を退職して、フリーランスになるには、仕事探しや開業準備などと並行して、退職の手続きを進める必要があります。直前で焦らないためにも、退職の大まかな流れや手続きについて知っておきましょう!
フリーランスになる決意ができたら、退職の準備を始めましょう。
退職日を月末にすると、退職月も社会保険が適用されるため、おすすめです。
「最終の出社日の後に連続して有給をとり、そのまま退職」となるのか、「有給を連続でとった翌日に最終の出社をして退職」となるのかを考える必要があります。会社によって異なるため、上司に報告した後に人事に相談してみましょう。
退職日が決まったら、逆算して退職をする予定日の1ヶ月〜1.5ヶ月前には、上司に報告しておきましょう。しかし、実際には有給休暇の消化や、引き継ぎなども考慮して、できるだけ早く話しておくと後腐れがありません。
退職届を出すことで、会社側は仕事の引き継ぎや、欠員による採用を進められます。だいたい1ヶ月前に提出することが多いですが、退職届の提出期限は会社によって異なるため、社則で事前に確認しておきましょう。
社員証、制服、モバイル機器、名刺、健康保険証などは会社に返却します。
雇用保険被保険者証とは、雇用保険に加入した際にハローワークから発行される証明書です。雇用保険の受け取りに必要となります。雇用保険被保険者証は、紛失しないように会社で保管されていることがほとんどです。
確定申告の際に使用する源泉徴収票とあわせて、退職日までに手続きしましょう。
フリーランスになるなら、プライベートとは別にクレジットカードを作っておくと、経費の流れが把握しやすくなります。しかし、フリーランスになってからクレジットカードを申請しようとしても、収入が安定していないため、審査に通らないことがあります。
そこで、社会的信用度の高い会社員のうちにクレジットカードを作っておきましょう!
同じく、ローンも社会的信用度が重要になってくるため、フリーランスになってからだと審査が通りにくくなります。会社員のうちに有利に進められることは、すべて手続きしておきましょう!