2020年3月1日
貯金なしでフリーランスになる人もいますが、会社勤務だったときは経費でおりていたアレやコレも、フリーランスになるとすべて自分のお金からでていき、手元に残るのはその差額です。独立前にお金のことと、貯金はいくら必要なのか、貯金の仕方などを知っておきましょう!
会社員 | フリーランス | |
給与 | 出勤さえすればお給料がもらえる | 仕事が来なければ収入にならない |
経費 | パソコン、ソフト、交通費、ノートなどすべて経費で収入には響かない | 収入から経費を差し引くため額が変動する |
社会的信用 | 安定した収入や肩書きにより社会的信用が高く、クレジットカードの作成や賃貸物件の審査が通りやすい | 社会的信用がなくなり、クレジットカードの作成や賃貸物件の審査が非常に困難 |
年金 | 国民年金と厚生年金に加入できる | 国民年金にのみ加入できる |
保険 | 健康保険に加入し、サービスが充実している | 国民健康保険に加入し、保険料が高い割にサービスが劣る |
確定申告 | 会社が経費を管理しているので楽 | 経費を自分で管理し、38万円以上の所得で確定申告が必要 |
住民税 | 前年度の収入に合わせて請求される額が決まる | 昨年の正規雇用時の収入を基準に算出した額が請求される |
昇給・ ボーナス | あり | なし |
会社員はほとんどのことを会社がやってくれるのでとても楽ですし、受けられるサービスも充実しています。
それに比べるとフリーランスはすべてが自己責任で、サービスの質もガクッと下がります。そのため貯金なしでフリーランスになると、資金が底をついて会社員に後戻りなんてことも!?
独身故にこれまで貯金をしたことがなく、貴重なボーナスを自己投資と称して一月で使い果たしてしまったことがある人もいるかもしれません。逆に家庭がある方は、家のローンや子供の学費・習い事などでどんどんお金が減っていきます。また、友人の結婚式や身内の不幸、自身の病気・事故などで思わぬ出費があることも。
フリーランスになるのであれば、貯金がないという状態は、精神的にかなり追い詰められます。最低でも会社員時代に300万円は貯金しておくと、金銭的な不安から解放されます。
貯金とは、収入を増やすことだけではありません。徹底して無駄を省き、節約していきましょう!